のらしごと

土曜日は朝からお稽古。

メインは小学生~中学生会員のお稽古なのだが、うれしいことにこのところ社会人会員の仲間が一気に3名増え、休みの日は子どもたちと一緒に汗を流している。とにかく先生方のご指導がすばらしくて、毎回筋肉痛をこさえながらも楽しく稽古ができている。非常にありがたいこと。

本日、9月14日は大先生も駆けつけてくださり、心なしか気合の入ったお稽古だった。

そしてな~~んと、社会人メンバーは大先生から直々ご指導していただくことにっ!!

市民剣道大会などのイベントでは最上級の来賓席に腰かけていらっしゃる大先生だからこそ、直接手ほどきを受けるとなると竹刀をにぎる手にも汗がにじんだ。

竹刀の正しいにぎり方から丁寧に教わった。大人は初心が肝心なのだとか…間違ったことを体が覚えてしまうと、なかなか直せないのだそうだ。子どもは覚えがはやいから、すぐ軌道修正できるんだな。小学生から剣道を学んでる子どもたちがうらやましいかぎり。

それと、左利きの人は剣道には有利なんだとか?ぎっちょの私、ちょっとラッキー?

本日習ったこと

本日の練習メニューは①竹刀のにぎり方と構え、②三挙動、③左右面(初)、④左右面切り返し(初)。

はっきり言ってぜんぜんダメ。自分でもわかるぐらいに残心がぶざまだし、大きく振れてないし、声も出ていない。

本日の反省点

ひざを曲げるクセがなかなか直らなくて、意識しすぎると左足を伸ばしすぎて反り返ってしまう…。ちょっと油断するとすぐひざが曲がってしまい、カックンと体が前方に傾いてしまうので、さながら素人ののらしごと。

剣道事始め

性別: 女
年齢: 41歳
特徴: おばちゃん。運動オンチ。腕と足の長さが極端に短い。動体視力ゼロ。

こんな私が、ついに剣道を始めた。

剣道を始めた経緯(ざっと)

きっかけは小学4年生の娘。半年前にとつぜん「剣道やりたい!」と言い出し、市内の掲示板でたまたま見つけた道場に連絡をして、体験させてもらった。

初めて親子で道場にお邪魔したときのことをいまだに忘れられない。藍色の剣道着をキリっと着こなした小・中学生が背筋を伸ばしてズラリと正座していた。向かい側の先生方に揃って「よろしくお願いしますっ!」と元気よく挨拶し、一同深々とお辞儀。ふわ~、こんな世界があったんだ、と新鮮な驚きを感じた。

娘は一度体験しただけで即入会を決意。楽しくてしょうがないという感じだった。本格的に入会してからは一層楽しそうに週三回の練習をこなし、めきめきと上達していった。そしてそんな娘の姿を眺めているうちに、私もやってみたくてうずうずしてきた。

そこで、夏休みに開催された剣道の朝練習に親子で参加してみた。生まれて初めて竹刀を握って以来、剣道の魅力にどんどん惹きこまれていき、ついには自分でもやってみるべ!!と一大決心したのだ。

本日は初稽古。真新しい三六の竹刀を握りしめ、いざ道場となっている公立小学校の体育館へ。保護者としては通い慣れた場所なのだが、いざ立場が変わって門下生の身分になってみると意外と緊張した。

本日習ったこと

ありがたくも先生がマンツーマンで指導してくださり、ひたすらすり足歩行三挙動を習った。すり足は見た目よりもずっと難しく、どうしても右足が前へ飛び出してしまう…。体が前のめりになると、足が上げにくくなる。バランスが取れず、素振りも狙いが定まらない。

とりあえずはすり足が基本中の基本!ということを体で体感できたし、「一眼二足三丹四力」の意味についても教わった。とにかく自主練あるのみ。

しかし素振りっていうのは気持ちが鎮まるものだなあ。なんか意識が集中していく感じ。

本日の反省点

すり足の際ひざを曲げない。左足で押し出すように前へすっと進み、引きつけはなるべく素早く。

素振りの際は左腕の脇をしめる。右腕はのばし、肩と同じ高さに。竹刀のきっさき(先革)は相手の眉間を狙う高さに。

本日の気づき

大人になってからいかに体の使い方が画一的になってしまったかを痛感した。きまり決まった生活のなかで一定の動作だけを繰り返すうちに、体のごく一部しか使っていなかった。使っていない筋肉の存在すらも忘れてしまっていた…。

子どもたちは制限されない動きをするので体がのびやか。大人よりもずっと柔軟だ。

体のみならず脳まで凝り固まっているのかと思うと、あな恐ろしや。

本日の妄想

先生がよく子どもたちに教える際、「頭のてっぺんから糸が出ていて、空からピーンとひっぱられている感じ」とおっしゃっていたが、その感覚がなんとなくわかった。首と背筋を伸ばすと、自然と肩が左右に開く感じがする。

しょせん人は空の糸でひっぱられているマリオネット。それでも重力に抗い、自然の摂理を無抵抗では受け入れない。剣道のそんな姿勢がかっこいいと思った。