自分の弱さと向き合う

とんだヘマをして稽古日を間違えた。

通常は水・土・日にお稽古をしているのだが、地元の小学校の体育館を使わせてもらっている関係で、学校の行事に合わせてときどき休みになる。今日(9月21日)もそんな日だったのに、娘を急かして重たい防具を背負わせつつ、お稽古に出向いてしまった……。はははやとちり。

というわけで、本日は読書で剣道について学ぶとしよう。

少し前にアマゾンで購入しておいた『剣道を知る事典』。平日はなかなか読む時間がないので、今日こそはたっぷり堪能しようと思って手に取ったのだが…

…ひとつひとつの項目がディープすぎて、到底さらっとなんて読めない。

稽古について、残心について、気になる項目をチェックしていき、最後に行きついたのが「なぜ剣道というのか?」という見出し。竹刀や木刀などの「刀」を使う戦う武術なのに、なぜ「剣」道なのか、あらためて考えてみると不思議だ。

そもそも剣と刀の違いすらわかっていなかったのだが、「刀」は片刃、「剣」は両刃なのだそうだ。さらに、「剣」には古くから神聖なものとして崇められてきており、精神的な要素が汲み取れる。

現代社会における剣道は、人を叩くことが目的ではなく、人を活かし自らを律するものでなくてはならない

剣道を知る事典 第8章 「なぜ剣道というのか?」(179頁)

さらに、

持つのは日本刀であり片刃の刀であるが、気持ちとしては両刃の剣である。片方の刃は敵に向き、もう片方の刃は自らに向いている。

剣道を知る事典 第8章 「なぜ剣道というのか?」(179頁)

この言葉に衝撃を受けた。

自分の弱さと向き合い、そして克服するためには剣を己に向けることが必要なのだ。自分の弱いところはなるべく認めたくなかった20代までの奔放。30代のがむしゃら。そして今、40代の人生折り返し地点。

いつ死ぬかわからないけど、いつ死んでもいいと心の底から思いたいから剣道を習い始めた。自分の生き方にブレたくない。いろいろ心配しすぎたくない。ちょっとやそっとでは動じなくなりたいから、自らに剣を向ける。

もうカッコつけて生きるのはやめようと思った。

広告

投稿者: 山田ちとら

日英バイリンガルライター。主に自然科学系の記事を執筆するかたわら、幅広いテーマの取材とインタビューにも挑戦している。人生の折り返し地点を過ぎてから剣道の魅力にハマり、子どもと一緒に道場へ通う日々。

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google フォト

Google アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中