ダメなんだよなぁ…

わかってるつもりだけど、できてないんだよなぁ。

猫背ぎみなのも、へっぴり腰ぎみなのも自覚している。だから猫背を矯正するためにわざわざ Dr. Maxamの「姿勢サポーター」を購入して家で使ってみたり、竹刀を構える時は胸をグッと張って背骨を反り返すぐらいのイメージで姿勢を正したりしているんだけど、まだダメなんだよなぁぁぁ。

今日はお稽古のあと、先生に「まだ右足のヒザが曲がってて、クワを振りかざしているよう」と言われてしまい、ショーーーック!

子どもたちは本能で剣道を学び取っていくそうだ。おばちゃんになってから始めた私は、頭で学ぼうとする。わかっているつもりになる。でも、体が頭について行ってない。そもそも頭で理解していることが正しいのかも怪しい。

まだ打たれることを知らない私は、「本当の剣道」の領域にすら足を踏み入れていないのだ。まだ袴すら身に着けることを許されていない。

まあ、このへっぴり腰の体制で袴を仮に袴を身に着けたとしても、格好悪いだけだけど。

デジャブ感

今日の剣道のお稽古の終盤にさしかかった時、ふいに淡いデジャブ感に襲われた。

袴姿の人がたくさんいて…だれかの名前を忘れてしまったのだけど、思い出せなくて…、その名前を思い出せればなにかが解決するのだけど……

という、夢?なのだろうか、以前にもこの場所に私はいたという確信が胸の内からわき上がってきた。なんだったんだろう?

ちなみに今日のお稽古はあまり進展なし。でも「足腰がしっかりしてきた」とのお言葉を先生からいただき、やっほ~~い!うれしかった。ちょこちょこランニングをしているからだろうか。

「努力は己を裏切らない」と飛込競技の新星、玉井陸斗くんが色紙に書いていたけど、私も非常に微細なスケールながらに玉井くんとおなじような体験を得られたことがうれしい。わたしの何万倍も努力しているスポーツ選手の方々には、ほんとうに尊敬しかない。

練習中にふと道場を見まわしてみれば、よき指導者に恵まれ、気さくであたたかい練習仲間と保護者の方々に囲まれて、私は竹刀さえ持ってくればお稽古に参加できるこの状況が、なんてすばらしいんだろう。あらためて感謝。

先生は「稽古の内容があまりしっくりこなかったら、家に帰ってから復習(素振りなど)をするとよい」とも話していらっしゃったので、三挙動の面打ちをやってから寝よう。努力は己を裏切らない!

ランニング始めたら調子いい♪

いや~、秋はなんといってもランニングシーズンですね!

なんでもっとはやく始めなかったんだろう、と思うほどにランニングが爽快で楽しい。

私にとってランニングを続ける秘訣はあまり欲張らないにかぎる。2~3キロを15~20分ぐらいでジョグしたら、もうおしまい。スピードもあまり早めず、緩めず、呼吸が乱れないぐらいのペースで。無理をすると次に走るのが嫌になってしまうので、あくまでも軽~く。

それでも毎日ちょっとでも体を動かしていると、足さばきがよくなる…ような気がする。

そういえば、昨日のお稽古で二人の先生方に別々のタイミングで猫背になりがちだとご指摘をいただいた。気が緩むとどうしても猫背になり、重心が前に傾いてしまう。特に後退するときにひどい。

「猫背は諸悪の根源」→これ、ほんとうに直したい。試しにアマゾンで「猫背 矯正」と検索してみると、出るわ出るわ、猫背矯正ベルトの大放出!レビューもよく読んで吟味した結果、試しにひとつ買ってみた。この手の製品は初めてなので、使ってみるのがとても楽しみ。装着しながら素振りができたら最高なのだが。

今日は地元の剣道選手権大会が行われ、あらかじめ決まっていた取材の予定と重なってしまったため終了間際に駆けつけて、ほんのちょっと見れたのみだった。 我らが剣友会からは先生がおふたり出場され、本来ならば午前中からお手伝いをするべきだったのだが…。申し訳ない。個人戦・団体戦に挑んだ勇姿を拝見したかったのに、とても残念だった。

それでも個人戦の決勝戦はかろうじて見ることができた。正直、なにがなんだかよくわからなかった!

上段の構えを見るのも初めてだったし、技があまりの速さで繰り出されるので誰が何をしてどう一本取ったのか、まったくわからない…。これが真の剣道の世界だ、と心底思った。私がやっている「剣道」など、おままごとに過ぎないのだ。

剣道は勝つためのスポーツなのだ、ということも改めてよくわかった。

アヒルが猛禽類の世界に足を踏み入れてしまった、そんな身分不相応な雰囲気を感じなくもないが、私も、アヒルはアヒルなりに、ちょっとずつがんばっていくしかない。あきらめないぞ~。

時代考証のために本を読んでみた その1

昨日決心したこと:①早起き②朝のランニング③素振りの自主練、をさっそく実行に移そうと、今朝は(ちょっとだけ)早起きしてみたのだが、外はあいにくの雨。

せめて素振りだけでもと思い、竹刀袋から三六を一本取り出した。鍔をつけて机に立てかけておき、仕事に煮詰まったら素振りを何回か。

そうやってお情け程度に素振りをやってみるだけでも、ひとつわかったことがあった。今までの素振りに足りなかったものは力だと気づいたのだ。

今までは切っ先の高さとか、肘の向きだとか、かたちばかりに気を取られていたせいで威勢がまったくなかった。

そうじゃな~~い!!!と気づいたのは、司馬遼太郎先生の『燃えよ剣』を読み始めたからだ。

『燃えよ剣』のヒーローは新撰組の鬼副長として畏れられた土方歳三。のっけからケンカしっぱなしなのだが、特に六車宗伯との一騎打ちが生々しくて印象深く、

…歳三が片手なぐりに撃ちこんだ剣が、六車宗伯の右こめかみの骨を割った。…

燃えよ剣 上巻(37頁)

などと書いてある。戦いのすさまじさに、はっとなった。そうだ、剣道のルーツとは人を殺める剣術。私がやっているようなチャンバラごっことはわけが違う。かつては真剣をふりかざし、全身全霊の力を込めて闘っていたのが、いまは竹刀に置き替えられたまでのこと。というか、江戸時代には剣術の腕を磨く方法としてすでに竹刀稽古が普及していた様子も『燃えよ剣』を読めばわかる。

そう思うと竹刀を握る手にも自然と力がこもってくる。左手に力をこめて、なるべく素早く撃った。「ひょうっ」と竹刀が風を切る音がかすかに響くほど、力を込めて撃った。そうしたら「雑巾をキュッとしぼるような感じで」グリップを親指の方向へずらして竹刀の動きを止める、という感覚が初めてよくわかった。これかーーー!

うれしくなった。これからも幕末ものを読んで、剣道のルーツを文学で味わってみようと思う。恥ずかしながらも、『燃えよ剣』は私にとっての初・司馬遼太郎作品である。しかも、私よりもずっと先に小学5年生の娘の愛読書となっており、逆にオススメされたという…。いろんな意味で娘に遅れを取っているダメ母なのだった。

続けること

みなさんは、なかなか上達しなくてくじけそうになった時、どうしますか?

私には剣道の素質があまりないようだ。1カ月ちょっとやっただけで凹んでいる自分も情けないが、どうやって上達できるのだろうか。やっぱりひたすら素振りの練習だろうか?

人には生まれながらに「素質」というものが備わっていて、だれでもなんらかの特別な能力を持ち合わせている、と私は思っている。一番幸せなのはその「素質」が「なりわい」と直結している場合だとも思っている。

たとえば、父。音楽を演奏することも、演出することにも非凡な才能を持っているため、 プロデューサーとして 、そして演奏家として日々音楽と向き合っていることは、まあ、いろいろと課題や問題はあるにしても、とっても幸せそうに見える。

幼い頃から父のそんな姿を見てきて、私もなにかそういうスキルを仕事につなげられたら!と思いつつ、紆余曲折してきた。ようやく「書く」ことを始めて2年半。最初の1年は苦しみのほうが多かったけど、今は充実感のほうが優っている。

では、私にとっての剣道は?

素質はないのは明らかだけど、やっぱり続けたい!剣道を続けることで、なにかが拓けてくる気がする。常に楽なほうへと堕ちていく自分を食い止める有効な手段だから。

ただし、もともと剣道に向いていないので、ハードルはものすごく高い。 では上達するために何をどう変えるか?

  • 無駄に夜更かししないこと。
  • そのためには、無駄にお酒を呑まないこと。
  • 夜はさっさと寝ること。

さらに、徐々に早寝早起きモードに転換できたら、基礎体力をつけるためにランニングを週2~3回、それから素振りを無理のない程度で。1日5分だっていいから、続ける。

続けることが肝心なのだと知っているくせに、なんで努力し続けることってこんなに大変なんだろうか?とりあえず、早く寝なければ。

痛い…イタイ……!!

昨日と今日とで激烈な筋肉痛に苦しんでいる。

動くたびに膝から上にかけての太腿エリア全体が疼く。日曜日の午後に剣道のお稽古で行った「踏み込み足スクワット」がメチャクチャ効いたみたい…!!

お稽古時に先生が笑顔で「大人組は明日から筋肉痛でしょうね~」とおっしゃっていたのがドンピシャで当たった。

階段を下りると痛い。座る時に腰をかがめると痛い。歩くと痛みでギクシャクする。とにかく痛い~~~。この激痛を経て太腿の筋肉が発達をとげてくれればと願うのみだ。

さらに痛みに追い打ちをかけたのが、私が素振りをしている動画。先生がわざわざお稽古時に撮ってくださったのを後日共有してくださったのだが、正視するのにたいへんな勇気を要した。ただでさえ見るに堪えない自分の姿…。それがへなちょこ素振りなんてしている映像は、苦しみのほか何物でもない。

しかし、せっかく先生が撮ってくださったのにこれを見て学ばない手はない!と自分を諫め、おっかなびっくり見てみた。案の定、思っていたよりひどかった。スピードとキレがまったくない。軸がぶれてる。左ひじを伸ばせていない。足と手が合っていない。

さらに大きな発見は、引きつけが遅すぎること。これが諸悪の根源ではないか?

そう思うとすべての欠点が結びつくような気がする。

引きつけを早める。今後の課題になりそうだ。

焦らず、ゆっくり

この2週間、なかなか剣道のお稽古に行けず、ブログの更新も滞っていた。

子どもたちの運動会シーズンに加えて大型台風19号の襲来、体調不良、子どもの体調不良…。いろいろなことが重なって、お稽古も自主練も一回ずつぐらいしかできなかった。

これではダメだと思い、自宅前の路上で竹刀を振ってみる。手に竹刀の重みを収め、背筋をまっすぐに伸ばして中段の構えをとる。すると、なにかスッと意識が一点に集まってくるような気がする。その意識を丹田に集中させるようにつとめながら、一挙動の素振り。前進後退面。数分素振りしただけなのに、なんだか体が内側から熱を帯びてくる。

娘はついに竹刀組から防具組への昇進(?)を果たし、面と小手の装着に戸惑いながらも激しい打ち込み稽古に精を出している。

先日はいきなり試合稽古デビューし、一学年年下の男子にストレート負けした。

試合が終わってもしばらく面を外さないな、と見ていたら、悔し涙を隠していたと後になって聞いた。彼女はこうやって少しずつ、強くなっていくんだな。

試合に勝つためには早素振りの練習が効果的だと先生から教わり、毎日は無理だとしても、これからなるべく時間を見つけて一緒にやっていこうと決めた。私の素振りもキレが足りないと先生に言われているから、ちょうどいい練習だ。

娘と一緒に強くなっていこうとは思わない。そんな欲は、まだ出せない。今の私はとにかく基本を体で覚えること。

地道に練習を重ねるのが私なりの答え。だが、ほぼ同時期に同じ道場で社会人デビューした、私よりももっとずっと若くて見込みのある女性に聞いてみたら、ちょっと違う答えが返ってきた。

彼女の場合、素振りなり、すり足なり、およそやるべきことは理解したという。「あ、これは違う」というのも体でわかるそう。それを直すことに努めていると聞いて、純粋にすごいなと思った。私は、まだそこまで到達していない。

剣道はやればやるほど難しくなってくる、というのが最近の私の本音だ。

焦らず、ゆっくり。そのかわり、死ぬまで剣道!